「メアリ・スチュアート」
幕が開きました。ご好評を頂き、良い初日となりました。更に磨きを掛けて参ります。是非、ご観劇下さい。
それにしても、演出家の仕事は過酷だなと、いつも思います。本当に頭が下がります。
考えなくてはならない懸案の多さとその勉強量。オーケストラの指揮者の様に出演者の演技、舞台美術、衣装、音響、照明、等々。全てのバランスを整えて、お客様に提供する。
優れた演出家は、アドバイスが的確かつ明快です。今回の「メアリ・スチュアート」の演出家、森新太郎氏もその一人です。家族草子でお世話になっている保倉大朔氏もそうですね。共通点は、粘り強く作品の仕上がりを考えて俳優を活かしてくれます。台本の魅力を立体化する力も確かです。それに応えられる俳優の力も必要ですが、そこは「頑張ります」と挑戦させて頂きます。