3月、弥生。いよいよ春間近ですね。
「弥生」の語源は、「木草(きくさ)弥(い)や生(お)ひ茂る月」が詰まったものと言われ、「弥」には、「いよいよ」とか「ますます」といった意味があり、いよいよ草木が生い茂る季節なんだそうです。
この時期は、卒業の季節でもあります。沢山の新人が弥々生まれるわけです。私も演劇講師をやり出して14年になります。私のクラスから弥々生まれた方々が活躍している姿は嬉しくもあり、私の刺激にもなっています。何より、その方々と良き俳優仲間、飲み仲間となり、いまだにワイワイやっていられる事はこの仕事の醍醐味の一つでもあります。卒業して疎遠になったとしても、それぞれがそれぞれの表現、それぞれの居場所を見つけ、弥々生きているのならば、それが一番良いのだと思います。
3月、弥生、花つ月、夢見月、花惜月、春は明るい響きです。
きっとまた新しい何かが始まる。
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