家族草子

『家族草子』

 

昨日、千穐楽でした

ご来場下さいました皆様、ありがとうございました

森浩美さんの小説を2本、朗読劇用にアレンジしての上演でした

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1本目の「しあわせやあ」は

少々騒がしいが仲の良い大阪の家族が

長男の彼女を巻き込んでみんなが「しあわせやあ」と叫びたくなる

ほのぼのとした作品

 

2本目は

東日本大震災で津波に家族を奪われた高校生の姪と

彼女を引き取る東京の叔父夫妻の心の交流を描く

「イキヌクキセキ」

 

キセキは奇跡であり軌跡だと作者の森さんは仰っていました

津波に襲われ、ほんの1秒、ほんの数センチの違いが奇跡に繋がった方々

その奇跡は、その後の生き続ける軌跡となり

私たちに生きる事の意味と人の心の繋がりの大切さを

そして素晴らしさを教えてくれる

 

「しあわせやあ」と言える家族も

津波によって一瞬で消えてしまう人生の不条理

お客様を暖かな笑いと涙で包みながら

この人生の不条理を見つめる今回の朗読劇

面白い企画でした

 

表現の方法は、いろいろですね

朗読劇もいろいろです

 

初めて参加した

『家族草子』

 

伸び代のあるチームだと思います

これからも進化して行くでしょう

いつかまた参加出来ればと思います

 

それまで自分の表現の高みを目指して精進致します