「むずかしいことをやさしく、やさしいことをふかく、ふかいことをおもしろく、おもしろいことをまじめに、まじめなことをゆかいに、そしてゆかいなことはあくまでゆかいに」
劇作家、故井上ひさしさんの言葉です。
井上ひさしさんの場合は、前述の言葉に「書くこと」が続きます。演出家や俳優の場合、続く言葉は差し詰め「表現すること」でしょうか。
観客目線で前述の言葉に照らし合わせるとなかなか合格点はもらえないですね。
私などは、「むずかしいことはむずかしく、やさしくするとふかさがなく、ふかいことにはきがつかず、おもしろいつもりがふまじめで、まじめにやるとゆかいじゅない、そもそもゆかいをみつけるセンスがない」
未熟者の戯れ言です。冷や汗ばかりが流れます。
でも興味のある演出家、台本、共演者、企画に出会うとどうしてもやってみたくなっちゃうんですよ。孤独な挑戦ですけどね。テレビに出たり、有名にならないとその生き方まで否定されてしまう職業ですからね。せめて自分が選んだやりたい事に挑戦したいです。そして、そんな挑戦も未熟者には必要なんです。
私の次の挑戦は、10月です。
演劇集団円公演『フォースタス』
円ホームページ
お楽しみに!
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