5月
19日(火)~24日(日)
作品
『熊野』『道成寺』
(「近代能楽集」より)
作 三島由紀夫
演出 大間知靖子
5月19日(火)からアンフィニの会主催の『近代能楽集』に出演するのですが、『近代能楽集』とか言われると何だか難しそうですよね。日本の伝統芸能である『お能』を下敷きにして翻案されたものですから、無理もありません。お能は、伝統芸能と言う響きに、ふらりとは足を向けられないのが実情ですよね。でも、元々は大衆の娯楽であった事を思い返してお能をみると、とても分かり易い物語である事が分かります。その物語は、人の世の不条理や欲望や嫉妬、執着など人の心の情念をとても分かり易く描いています。お能は、人の心を写し出すの鏡だったのでしょうね。
今回の公演もそうなる様に一同奮闘中です。お楽しみに!
5月
19日(火)~24日(日)
『 近代能楽集 』
作 三島由紀夫
演出 大間知靖子
アンフィニの会 ホームページ
作品:『熊野』『道成寺』
(「近代能楽集」より)
「近代能楽集」は三島由紀夫が能の謡曲を現代に翻案した全8篇の戯曲集です。 今回はその中から「熊野」と「道成寺」の2篇を上演します。 私は「道成寺」に出演します。
あらすじ
『 熊野 』
大実業家の宗盛は美しいユヤを、今を盛りの花見に連れ出そうとしている。しかし、ユヤは悲しい顔でそれを拒む。母親が病気なので見舞いに行きたい、これからすぐに北海道へ帰りたいと言うのだ。母親からの手紙に「命のある内に一目おまえに会いたい」とあるのを読んで心情を訴えるが、宗盛は耳をかそうとしない。おたがいに譲らない二人・・・・・
出演
宗盛 ・・・ 藤田宗久
ユヤ ・・・ 松山愛佳
朝子 ・・・ 佐野美幸
山田 ・・・ 吉岡健二
マサ ・・・ 岡本瑞恵
『 道成寺 』
古美術店で巨大な衣裳箪笥が売りにだされている。競りに集まった五人の客たちは、次々に値をあげていく。三百万円を超えて値が上がったとき、「三千円!」という声とともに若くて美しい踊り子が現れる。そして巨大な箪笥の由来と、その箪笥の中でおびただしい衣裳と香水と香水の匂いにかこまれて潜んでいた青年について語る・・・・・
出演
主人 ・・・ 山口眞司
客 A ・・・ 青山伊津美
客 B ・・・ 村中玲子
客 C ・・・ 山王弥須彦
客 D ・・・ 飯島真弓
客 E ・・・ 千葉勇佑
清子 ・・・ 八木橋里紗
管理人 ・・・ 三谷 昇
スタッフ
美術:樋口藍
照明:(株)綜合舞台
音響:富田健治
舞台監督:小川浩平
演出助手:飯島真弓
宣伝美術:千葉勇祐デザイン研究所
写真:森田貢造
HP制作:小林隆志
制作:高木由起子
協力
円企画、文学座、劇団青年座、
劇団民藝、J.CLIP、Pカンパニー、
テアトルアカデミー、アトリエ藍、
(株)綜合舞台
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