先日、劇団きみのため「愛(かな)しきは」の顔合わせがありました。4月15日(水) ~19日(日)まで、中野のテアトルBONBONで上演します。
「劇団きみのため」は、主催者の野口穣史さんが劇場が空いていたから押えたと言って2年前に立ち上げた若いグループです。その無謀とも言える行動力が人を動かし、素晴らしい演出家とスタッフが味方になっています。多くの若い集団は、今風のお笑いの入った芝居や、殺陣、歌、踊りの入った芝居をやりたがるのに、劇団きみのためは1回目公演が三浦実夫さんの『金の卵1960~あすなろう~』。2回目公演が
八田尚之さんの『泥の子』。渋い!!
一見古そうな作品も、リアリズムで人間を表現する事に定評のある菊地一浩さんの演出で、見事な人間賛歌になっていました。
そして、今回3回目は八田尚之さんの『愛(かな)しきは』。私も出演させていただきます。
「愛(かな)しきは」と「愛(いと)しきは」は、1枚のコインの裏表。バイタリティーとユーモアと優しさと。どんな状況でも、どっこい人間は生きている!そんな作品です。
ご期待下さい。
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