演劇人

私の所属する演劇集団円の拠点が、浅草から三鷹に昨年末に移動しました。新たなる活動の場からどんな作品を生み出せるのか楽しみです。新しく動き出した1月も終わり、2月になりました。

 

時の流れと変わりゆく日常を実感する毎日です。

 

人間には、明日に希望を持ち、より良い何かを求めて生きる権利があるのだと思います。その希望ある未来を理不尽な暴力で終わらされてしまうような事は、絶対にあってはならないのです。理想はあっても現実には未だに多くの罪のない血が流されている。誰にでも危機はすぐそこにあるのかもしれない。演劇は、そんな時代に直接的には何もすることが出来ません。しかし、演劇を通して、人種を超えた命の尊さ、人間の素晴らしさなどは伝える事が出来ると信じています。演劇は、心の栄養。心を健康に元気に。虚しい叫びかもしれないけれど、私にはそれしか出来ない。演劇人だから。