69年前まで戦争があった。その傷跡は、まだ消えずにあちらこちらに残っている。その体験を話してくれる人も近くにはいるが、その数は少ない。記憶は彼方に消えていくのかもしれない。しかし、その記録は様々残っている。映像なり手記なり、それを見るだけでも戦争の悲惨さや愚かさは想像に難くない。誰がやったのか、どちらがいけなかったのか、過去の責任を議論するよりも、戦争があった、多くの罪のない人間が死んだ、一般市民にはどうする事も出来ない狂気の世界が世界を覆った。この事実を語り継ぎ、多くの犠牲の上に今の平和があり、この平和を守るために戦争でない方法を人類が一丸となって探り出し実行する。それが、これから人類を引き継ぐ者の務めであり、次の世代への責任だと思う。
とは言え、未だに世界の方々で戦争がある。人種、宗教、文化の違いを互いに認め、共存するのは難しいということだろう。それはそうだと思う。だからこそ、それぞれの国で選ばれたリーダーには、武器ではなく知恵を出し合って欲しい。
世界が平和であって欲しいと心から願う。
この平和の為に、私は何が出来るだろう。
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