演劇の力なんて書くとね、なんか大げさだね。
でもね、劇団道学先生の「デンキ島~白い家編~」を観て、その作品も面白かったんだけど、出演している俳優の皆さんがね、とても良いのですよ。本当にお芝居が好きなんだろうなって思える人たちばかりなの。そして、芝居に引き込まれている間、地震の事も原発の事も忘れていた。僕が呑気なのかな。ストーリーは、人の心のつながりを時に痛々しく、時に優しく魅せてくれるものでした。観終わった後、今の現実に立ち返って、「そう、生きていくにはいろいろあるさ。」って、思えっちゃった訳。
演劇で何か出来る。今更ながら、改めて思っちゃった。
劇団だるま座も、4月1日(金)2日(土)4日(月)5日(火)と四月馬鹿芝居と名打って、面白い事をやるらしい。照明なし。音響は生音のみ。お代は、見てのお帰りに、良いねえ。こんな情勢だからこそ芝居をやろうと言うその心意気がやっぱり僕は好きだ。やればそこに何かが生まれる。
演劇の力! 信じよう!!
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