生と死

大震災により未曾有の被害が出たね。その被害は、今も拡大している。聞こえてくるニュースは悲報ばかり。自分の家族や友人にその災害が起こらない事を祈るばかりだね。

 

今回の地震が、東北であってなぜ関東でなかったのか? あの地震の中で生と死を分けたものは何だったのか? 人が生きるとは、人智の及ばない力に生かされている事を肝に命じる出来事なのかも知れないね。

 

地震の騒ぎの中で、もう一つ困った問題が生じてしまった。福島の原発だ。放射能の恐怖は目に見えないだけにこの状況の中では最悪だ。間の悪いときには様々なマイナス要因が加わっていく。止める事は出来ないけれど心の準備は出来るから、何かあった時にも少なくともパニックにならないように心掛けようね。

 

紙面に被災地での赤ちゃんの誕生の記事が載っていた。思わずホッとする記事だった。一つの命の誕生はやはり喜びに違いない。谷川俊太郎さんが詠っている。「子供はなおも一つの喜び/あらゆる恐怖のただなかにさえ」

 

喜びに迎えられて生まれ来た命なら、意味のないはずはない。たとえ突然消えたとしても、そこにはきっと意味がある。

 

しっかり生きよう!