声優の桃森すももさんにお知らせを頂いて、ナイスコンプレックスと言う劇団の「キスより素敵な手を繫ごう」を観て来ました。彼女は、記憶障害を持つ作家の役で出演していました。いろんな劇団があるんだねぇ。
お話は、同時上演されていた「追憶と記憶」という芝居と対になっているらしく、両方観た方が面白いという事だったけど、残念ながら両方は観られなかった。だから、もう一つ話しに入って行けなかったのかな?
夫婦の切ない、愛の物語を感動と共に伝えたかったんだろうけど、残念ながら、僕には伝わらなかった。泣いてるお客もいたけど。
3年何カ月かで10回目の公演だそうで、出演者も、作・演出のキムラ真さんも間違いなく頑張っていたんだけど・・・。嫌いなタイプの話しでもないのに、何だか受け入れなかった。
お客さんは怖いね。自分が出演している芝居もこういう感覚で観られる事もあるんだろうな。
今回の芝居を観て確信した事は、俳優はお客の気持ちまでは変えられないという事。自分の参加した芝居と仲間を信じて、一生懸命演じるしかないね。
コメントをお書きください